富士フイルム X-H1を借りました (PART 3)

X-H1  XF16-80mm F4   f/8   1/50   21.2mm   ISO200
(PART 2からの続きです)
EVFはX-T3と同じものを使用しています。
なので見え方や露出の表示が少し不安定なのも同じですね。

アイカップが大きいのか、眼鏡をかけての撮影は
X-H1の方がやりやすい気がしました。

X-H1   XF16-80mm F4   f/8   1/25   22.3mm  ISO200
フェザータッチシャッターはとてもいいですね。
軽過ぎるという意見もあるようですが、控えめなシャッター音と合わせ、
撮影する時に周りを気にせずにすみます。
シャッターの振動も少ないので、手振れ補正にも役立っていると思います。

タッチが軽いと言ってもクリック感はありますので、
シャッター半押しのつもりが全押ししてしまうというのはあまりないでしょう。

ただ、カメラを手に持って歩きながら
誤って押してしまったことはありました。

X-H1   XF23mm F1.4   f/5.6   1/50   ISO500
富士フイルムのカメラは本当に明暗差が綺麗ですね。
暗部から明るいところまでのバランスがとてもいいです。

X-H1の欠点も少々。
他のレビューでも指摘されていますが、
バッテリーの保ちはかなり悪いです。

この日は気温が低かったせいもあるかもしれませんが、
最終的に84カットでバッテリー切れとなりました。

今回はカメラの設定にはあまり時間がかからなかったし、
撮影後のプレビューも自動では表示しないようにしていたので
本当に撮影できる枚数に近いと思います。
X-T3の約2/3ですね。

もしX-H1を購入する場合は、
最低でも予備バッテリーは2個はあった方がいいと思います。

X-H1   XF23mm F1.4   f/5.6   1/400   23mm   ISO500
せっかくグリップが大きいので、あと少し重くなってもいいから
もっと大きなバッテリーを搭載してくれたらよかったですね。
Tシリーズとのバッテリーの互換性は無くなりますが、
使い勝手はずっと良くなったでしょう。

X-H2ではぜひ大型バッテリーを搭載して欲しいと思います。

X-H1   XF23mm F1.4   f/8   1/50   ISO1250
もう一つは動作速度ですね。
たまぁにですがX-T3に比べて少し待つ感じの時がありました。
特に撮影後の画像確認の時。
再生ボタンを押してから一呼吸待つことがあります。
X-T3の方が処理速度が速いということなのでその差かもしれません。

X-H1  XF23mm F1.4   f/5.6   1/50   ISO200

でも気になる欠点はそのくらい。
X-H1は本当に良いカメラです。

(おわり)






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